牡蠣(カキ)の言語について
◆派生義
英語のoysterは寡黙さの代名詞です。
広東語で「干しガキ」は「ホウシー」といい、「好市」(良い市況)と似た発音なので、旧正月に好んで食べられるようです。
◆日本語のアクセント
植物のカキ(柿)とは同音ですが、共通語ではアクセントの位置が異なります。
カキ(貝)の場合は「キ」にアクセントがあり、これは「夏季」「夏期」「下記」「火気」「花器」「火器」「花卉」等の熟語などとも同じです。
他方、カキ(柿)は「カ」にアクセントがあります。
◆漢字
「蠣」だけで牡蠣の意味を表します。
しかし実際には「牡」の文字も用いて「牡蠣」と表記しています。
これは一般に貝は雌雄で色の異なる部分(サザエであれば「ふんどし」と呼ばれる部分)があり、白い物が雄と考えられていたのに対し、牡蠣は全身が白い(緑色をした牡蠣もあるがこれはえさの違いによるもので、あまり一般的ではない)ことから「牡しかいない貝」と誤解されたことに由来するそうです。
実際に牡蠣の生殖巣においては精巣と卵巣がいりまじっていることもあり、その区別は肉眼では不可能で、顕微鏡を使用しなければならないとか。
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