牡蠣と健康
牡蠣の栄養の秘密
生牡蠣100グラム中には、1日に必要なたんぱく質量の3分の2、カルシウムは3分の1、リンが全量、鉄分、ヨードはなんと4倍含まれています。
このほかビタミンB2をはじめ各種ビタミンも豊富です。
牡蠣(カキ)はまさに栄養の宝庫ですが、実際、江戸時代の食の本「本朝食艦」には「心を涼しくし 肝を混し 脾臓のうつ熱を去り 汗を止め 渇きを止め 腹下しをととのえ 酒毒を欠し 婦人の血気を収める」とあります。
カロリーは意外に少なく、1個あたり16kcalほどだといわれており、5個で卵1個分に相当します。
いいことづくめの牡蠣(カキ)ですが、具体的にはどんな健康効果があるのでしょうか?
1.お酒を飲む季節に・・・肝臓を強化する効果
牡蠣(カキ)には、肝機能を強化するグリコーゲンやタウリン、ビタミンB12がいっぱいです。
寒い季節には体を温めようとついお酒がすすみがちですが、疲れた肝臓をバックアップするには、まさにもってこいなのがカキです。
2.食生活の偏りからくる貧血に・・・造血作用
女性に多いのが貧血です。
食生活の偏りから、慢性的な症状に悩む人も少なくありません。
牡蠣(カキ)に含まれる鉄、ビタミンB12、銅、葉酸は、造血に必要な成分として知られています。
鉄不足による疲労感にも、効果はおおいに期待できます。
3.風邪をひかない体に・・・免疫力強化
牡蠣(カキ)に多い亜鉛は、風邪の予防にはまさに不可欠といえる栄養素です。
免疫細胞のはたらきを活性化させるばかりではありません。
粘膜の健康を保つビタミンAを体内にとどめ、喉の痛み・鼻水・鼻づまりなど風邪の症状を緩和する作用があるといわれています。
このほか、男性女性を問わず、生殖機能をアップさせるはたらきもあるとか。
4.多忙からくるイライラに・・・精神安定効果
カルシウムが不足すると、イライラしやすくなる――こんな話を聞いたことはありませんか?
カルシウムはイライラを抑え神経安定を促す栄養素です。
逆にストレスが増えると、体内のカルシウムはどんどん減ってしまいます。
牡蠣(カキ)にはきわめて良質なカルシウムが含まれており、ストレス予防にはぴったりの食材といえるでしょう。
また、牡蠣(カキ)に多いマグネシウムはカルシウムのはたらきを調整する作用があります。
「この頃、気が短くなった」と思った方は、牡蠣(カキ)を食べてみてはいかがでしょうか?
からだにeサイト healthクリックより引用
http://www.health.ne.jp/library/5000/w5000501.html
薬用としての牡蠣(カキ)
貝殻は牡蠣(ボレイ)といって、焼成してから粉砕した粉は日本薬局方に「ボレイ末」として記載の生薬でもあります。
ボレイの歴史は古く、梁の陶弘景が神農本草経を修訂した『神農本草経集注』に収載されています。
現在市販されているものはマガキの左殻が普通だそうです。
「ボレイ末」は炭酸カルシウムCaCO3が主成分で、リン酸塩、他マグネシウム、アルミニウム、ケイ酸塩、酸化鉄などを含有しています。
薬理作用 として、かき肉には、血糖低下 (カキ身エキス) 、免疫増強作用 (中性多糖類) 、牡蠣制酸などの作用があるとされています。
また処方例として、安中散、桂枝加竜骨牡蠣湯、柴胡加竜骨牡蠣湯などに使われ、また農薬として、長期的に使用すると除草効果(雑草の根張りが悪くなる)があるとされているそうです。
薬用以外には、天然炭酸カルシウム(牡蠣灰などとも呼ばれる)として、消しゴムの添加剤などの工業用や食品添加物、砂糖精製用助剤などに利用することも行われています。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
牡蠣(カキ)の「カキエキス」
■ カキエキスとは
牡蠣(カキ)は欧米では「海のミルク」と呼ばれ、その栄養価が高いことで知られています。
その生ガキを煮出し、濃縮したものがカキエキスです。
平均寿命がのびるにつれ、誰もが健康に長生きできればと願う時代になりました。
健康と環境の話題が活発になるにつれ、牡蠣(カキ)の栄養成分は、ますます注目を浴びてきています。
動物性食品でありながら、アルカリ性食品のカキエキスの開発はこうして盛んになり、現代人の抱える健康維持には欠くことのできない健康食品です。
■ カキエキスの成分
カキエキスには、現代人が不足しがちな微量ミネラルの亜鉛が含まれ、糖尿病、動脈硬化、心筋梗塞を抑制します。
またタウリンは肝臓機能を活性化して血圧を正常に戻す働きがあります。
タウリンを含んでいる食品は貝類、タコ、イカなどですが、漁村の人が農村や都会の人に比べて高血圧が少なく、脳卒中の発生率が低いと言われているのはタウリンのおかげなのです。
タウリンの多いカキエキスの効果がおわかりいただけるのではないでしょうか。
また、カキエキスには興奮を鎮める作用もあり、血液が血管の中で固まる血栓を防ぐので、脳梗塞や心筋梗塞の予防に有効とされています。
http://www.pecall.jp/sapri/s_kaki.htm より引用
カキから抽出される「カキエキス」が健康に良いことがよくわかります。